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Past of Cluster

アヅチ城編の前にクラスター編を入れます

おぎゃあおぎゃあ!

「産まれたわ!なんて名付けようかしら」

「クラスターはどうかな?」



小さな小屋で一人の少年が産まれた…。名はクラスター。『集団』


「いいわね!」

「やっと産まれた…。こんな嬉しいこと滅多にないよ!」


その少年は大切に育てられた。貧しかったが幸せだけは溢れていた。その少年は名前の通り一人ではなく集団で遊んでいた。ただ楽しい人生だけだと思っていた

しかし…


その少年が7歳を迎えようとする7日前、二人組の借金取りが来た…

一人は巨体、もう一人は痩せ気味だった


「おい!何時になったら全額返してくれるんだぁ?」

「待ってくれ!まだ早すぎる!」「うるせー!俺は今、金に困ってんだよ!だから今払え!」

「そんな…!勝手すぎる!」


そんな見苦しい所を見せまいと少年は奥の方に移された。だがその少年は理解していた…。『今は幸せじゃないんだ…』と


一度、借金取りは帰ったが家は荒れ果てていた。

しかし、母は

「大丈夫だからね。終わったらご飯作るから」

「うん…」


だけどその後は何もなかったかのように楽しかった


「クラスター、どうしたらいいか分からなくなったときは『Hear my way in my soul!』だ。『自分の道は自分の魂に聞け!』って意味だ。わかったな」

「うん!」



一週間後

また現れた借金取り。もう我慢出来まいというような顔で見つめていた


「速く返せよ!」

「待てよ!一週間じゃ何にもできない!」

「俺様の言うことが聞けない上、返さないなら用はない。殺るぞ」

そしてナイフで襲ってきて少年の両親はあっという間に殺された…

その後家の中を漁っていた


「何もねえじゃねえか!」

「全く。何もないのに人様に金借りるなっての!」


その情景に少年は泣いていた


「おっ!この餓鬼を売れば結構金になるんじゃね?」

「おお!その手があった!でかした!」


「返せよ…」

少年は小声でつぶやいた

「あ?何言ってんだ?この餓鬼」

「返せよ」

「何言ってんだぁ?」

二人組は笑い出した!

「返せよ!俺の両親!俺の幸せ!あの頃の幸せを!返せよ!」

「うるせえなぁ餓鬼!お前も殺すぞ!」


巨体がナイフを振り下ろした

それを少年は…手でつかんだ。そしてそのナイフを潰した…

「ひぃーなんだこの餓鬼!」

「てめえに俺の親の痛みを思い知れ!」

そして少年の手は巨体の腹を貫いた…

この技が『デビルクラッシュ』だ…

そしてもうひとりの借金取りに近づくと

「い、命だけは…!」

「何言ってんだ…?俺の親だってそうやって命乞いしたのに!何故!貴様はそうやって簡単に…!」


そしてデビルクラッシュで殺した


「敵は討てたのに何故…嬉しくないんだ…」


少年の目から大粒の涙が…


もうこんな思いはしたくない…だから…俺は、独りで…何も考えずただ…生きていく…


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