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ひま



こない。なにも。こない。


ひまだ。ほんとに、ひま。


なにも、ない。降り注ぐ雨も


共鳴する風も


僕だけが見える波も


なにも、ない。


ひま、ひま、ひまひまひまひま!!


時空が止まったような白。


その雲の形がいつもとちがうとは気付かなかった。


澄んだ空気。あの空気感もない。


ない、ない。


これが無関心ではなく、関心の裏返しだとは、


思わなかった。


それで、それで、それで僕は、


桜吹雪の世界に、


自分の感性を封じ込めようとした。


一瞬、風の微かな匂いがして、


思考を放棄した。

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