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第28話

言ってはいけない言葉


うわっこの小説のサブタイトル全部ナンバリングかよ・・・

サブタイトルで展開をちょっと見てから読もうと思ってたけど辞めるか


これよく自分で言ってます

正直に言うと考えるのがめんどくさい

「ログイ・・・ん?メール?」


ご飯を食べ終え、再ログインするとメールが来ていた。

黒猫以外とは特に約束してないし零さんは明日の朝連絡するから関係ないはず。


「あー・・・えー・・・めんどくさいけど・・・まぁ、うん。いいか」


メールの送り主は虹鳥、つまりはアホ共からの御誘いだ。

黒猫にも話を通してあるらしく、門に集合とのことらしい。

連携練習は後って言ったのにこっそり黒猫と練習してたのがばれたのか?

いやでも俺は前衛いないと戦えないから仕方ない部分があるし・・・言い訳は向こうに着いてから考えるか。


クランホームから噴水広場へ、そして指定された門まで移動する。

もうすぐ発売から1週間経つが、未だにこちらへの視線は減らない。

なんだか有名人になった気分だな・・・ゲーム内に限れば有名人だけど。


アホなことを考えつつも門に到着し、皆と合流する。

俺以外の4人全員が集まっているが、特に緊急性は感じない。

軽く謝れば許してくれるだろ・・・よし、あれをやるか。


「ごっめーん、待った?」


「その裏声やめろ、きもい」


「背筋がゾワゾワってした・・・やべぇ・・・ゲームなのにゾワゾワってした・・・」


「俺の必殺技だ、SANチェックどうぞ」


「なんで集合場所に遅れて登場すると毎回そうやって登場するの?」


「なんとなく。お前だって無駄にいい声で待たせたなって言うじゃん」


「あれはかっこいいからいいんだよ。お前の場合は気持ち悪いからNGなんだよ。あとここだと見た目も合わさって周りからの視線がやばいんだけど」


言われてから周りを見渡す。

そっと視線を逸らすプレイヤー達。

地味に傷付くからやめて?


「この目線を合わせないように視線を逸らされるのは心に大ダメージですね。反省しました」


「でも?」


「やめません」


「死ねばいいのに・・・。で、本題入っていい?」


「いいよ」


「魔石ドロップしたんだけど使い道教えて」


「魔石?掲示板で探せよ」


「めんどい」


「きれそー・・・まぁ、いいや。簡単に説明するとー」


魔石の使い方は大きく分けて4つある。


1つ目は装備品作成時に追加し、品質や能力の上昇。

魔石の品質次第では木の剣が鉄の剣と同等の攻撃力を持つ程強化されるらしい。

ただ、木の剣に高品質の魔石を使うプレイヤーはいないけどな。


2つ目は装備品を含むアイテム作成時に追加し、特殊能力の追加。

魔石には属性があり、その属性に関連した能力が追加される。

例えば火の魔石なら火耐性上昇だったり火属性を持った武器になったりなど。

追加される能力は魔石の品質で小中大などが決まる。


3つ目は一時的な能力上昇。

プレイヤーに使用すると、一時的に対応した能力が上昇する。

簡単に言えばバフ効果を持ったアイテムであり、火なら攻撃、土なら防御が上がる。

これも魔石の品質によって上昇量が決まる。


最後の4つ目は攻撃アイテム。

そのまま投げると属性に対応した攻撃が発生する。

この時に、MPを込めて投げると威力が上昇する。

当然の如く、魔石の品質によって威力や込めれるMP限界量が決まる。


「━━━━って感じ。ドロップ率はそこそこ低いらしく、確か・・・100匹倒せば1個レベルだったかな?」


「へー・・・攻撃は魔法?物理?」


「魔法固定だったはず。物理のみの人が物理無効で詰まないように携帯すべきだって掲示板で言われてる」


「ふーん・・・なら俺は持ってた方がいいのか」


「だろうね。で?それを聞く為だけに呼んだの?」


「うん」


「今ここでお前を殴っていい?」


「冗談だから拳を下ろせ。方向性を決めるためにもお前らの戦い方を知りたいってだけ。どう?リーダーっぽいまともな発言だろ?」


「その一言が無ければ完璧なリーダーだったな」


「マジかっ!?おしいことをしたな・・・。まぁ・・・うん、どうでもいいや。軽くそれぞれの戦いを見せ合おうぜーってな感じだけど大丈夫だよな?」


「問題なし。ってか、黒やんの戦闘を見せてもらう予定だったし」


名前を出したからか、黒猫がこっちを向く。

てか、お前ら俺と虹鳥が話してる間何してたの?


「ん?呼んだ?」


「黒やんの戦いを見る予定だったーってだけ」


「あーそれな。大丈夫大丈夫、見せれるよ」


「おk。んじゃー・・・誰から見せるの?」


「俺、黒猫、白狐、赤象、灰虎の順番で。理由は赤象と灰虎の二人は特に見せる必要なさそうだから後にした」


「「わかる」」


俺と黒猫が同時に言う。

単細胞のアホとロマンの塊の二人がどんな戦いをするかなんて容易に想像できるからな。

不満そうな顔してる二人がいるが無視だ、無視。


「んじゃー俺から行くぜ!」


「あ、PT組んでない」


「申請しまーす」


「うわー・・・出鼻挫かれるとか萎えるわー」


「うっせ!・・・早くPT入れや」


「入りましたー。これで文句無いですかー?」


「煽ってる?」


「「もち」」


「「の」」


「「「「ろん」」」」


うんうん、完璧な連携だ。

こんなことばかりやってるから周りにアホ集団とか呼ばれるんだけどね。

楽しいからしかたないよ。


「きれそー」


「まだキレてないからセーフ」


「いつもの。・・・そろそろ行くか」


「俺がリーダーだから俺に仕切らせろ」


「なら早く先頭歩け」


「こう言う場合は斥候役が先頭・・・いねーわ」


「おう、だからお前が一番頑丈だろ?だから先頭行けって言ってんだよ早くしろよ」


「お前ら軟弱だな・・・手前でいい?それとも奥?」


「黒やんが猫で死ぬけど手前でいい?」


「奥行きまーす」


長々と話していたけど奥の方に向けて移動開始だ。

移動中は虹鳥への簡易説明を行った。

俺の戦い方は慣れない間はFFが多いからな、先に謝っておけば許される・・・はず!

なお、他のメンバーは黒猫の猫に殺された回数で盛り上がってた。

黒猫は猫に2桁以上殺されてるらしいけど・・・変な称号出ないのか?


特に問題が起こることなく全員の戦い方を確認できた。

確認するためにも全員の戦い方を一度見直そう。


一人目にしてリーダー、虹鳥。

職業は剣士であり、サブも生産も就いていない。

何をトチ狂ったのか知らないが、自分と同じくらい大きな大剣を装備していた。

リアルで武術をやっていたわけでもなく、身体を鍛えている訳でもない以上使いこなせるはずもなく、武器に振り回されていた。

横斬りした時にコマのように回転してたのは面白かったな。


二人目は比較的常識人である黒猫。

職業は剣士と魔法使い、生産系が錬金術師、鍛冶師、商人だ。

俺のアドバイスを活かしたのか、魔法で自身を認識し辛い状態を維持し戦う・・・つもりらしい。

【陽炎】で身体や武器が揺らめいて見えたり、【残像】で身体や武器の残像を残したりと、面白い戦い方を見せてくれた。

レベルの低さと魔法使いがサブなことが原因で両方とも1分持たないのは面白かったな。


三人目はメンバーで一番目立つ俺、白狐。

職業は銃使いと魔法使い、生産系は錬金術師、鍛冶師、料理人だ。

魔法と銃で相手を追い詰め、華麗に敵を翻弄する戦い方をしようと努力している。

周りの評価は、


「火力の無い固定砲台」

「挑発すれば簡単に釣れる策士(笑)」

「敵を追い詰め攻撃を外すアホ」


だった。

別に怒ってはいない。

ほんとだよ。


四人目はメンバーで一番アホな赤象。

職業は弓使いと魔法使い、生産系は就いていない。

弓と魔法で戦うぜと言っていた割に魔法を一切使わずに、頑張って弓を使って戦っていた。

最終的にはボウガンに移行する予定らしく、現在はコンポジットボウとやらを使っている。

本人曰く、


「今まで触っていた弓とまったくの別物だから初心者だ。外したり誤射はしかたない」


らしい。

君、初心者用の補助切ってるよね?

俺は経験者だからいらねぇって言って切ったよね?

それで誤射は許されないよ?


最後はロマン砲こと灰虎。

職業は魔法使いであり、サブも生産も就いていない。

こいつの評価はいつも通りであり、単純で、簡単だった。

火力は申し分ない・・・が、うん。

なんで魔法一回で全MPがなくなるのかな?

なんで君の魔法は全部消費MPが残MP全部で設計されてるのかな?

それサポートするのこっちなんだよ?

わかってる?



そんな感じで全員の今の戦い方を把握出来た。

こんな連中をまとめれる素晴らしい御方はどこかにいないだろうか・・・?


「ふぅ・・・・・・理想は見えた・・・が、先が長すぎる。リーダー、一言どうぞ」


「諦めた方が早い戦い方しすぎだろお前ら」


「お前が言うな」




忘れてたQA置いておきますね。


Q.格闘家は?


A.過去に女性へのセクハラが多く発生したため、当ゲームでは未実装です。


次の更新予定日は 10/18 0:00です

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