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遠出をしよう!!
「レイ、今日ちょっと遠出しない?」
「え?」
俺が朝食のパンを食べている時にアスが話掛けてきた。ちなみにmyソード『サイトウ』を買ったのでこの頃は、節約生活を送っている。
「また行きなりどうしたの?」
俺が聞くとアスは、顔を背けて
「ちょっとね…用事が…」
なにこの反応!すげー怪しい。
「別にいいけど。どこに行くの?」
「ちょっと外にね!」
アスは、笑顔でそう言った。大丈夫かな?
…
…
…大丈夫じゃなかった。
俺は、今アスと一緒に外に出た。
外…外とは、この街の外だった。
目の前には、大きな森が広がっていた。不気味だ。
ダンジョンとは、別の怖さがある。
「あのー…アスさん。ここに何の用事があるんですか?」
恐る恐る聞くもアスは、
「欲しい薬草と隣街に用事あるのよ」
「え!!待って!隣の街まで行くの!!」
「うん」
「またなんで!!」
「ひみつ」
「薬草は、店で買えばいいじゃん!!」
「高いのよ。ここの薬草」
…
生きて帰ってこれるだろうか?
森を向けるのは、とても大変なんだ。