サイトウよろしく
「ククラさん!そう言えばこのソードの名前ってなんですか?」
俺は、アイネさんにお金を渡しながら疑問に思った事を聞いた。最強のソードとしか聞いてなかったしね。
「うーん。そのソードに名前は、着けてなかったの」
「え!そうなんですか!」
意外だったこんなに自信を持っていたソードに名前が無いだなんて!
「レイ。お前が付けろ。」
「!!」
「これから使うのは、レイくんでしょ!それなら付けちゃいなさいよ!」
アイネさんも言ってくれた。うーーん。悩む俺は、基本的にセンスが無いからな…
なにかいい、名前…名前
…
…
…
「最強…討伐…」
あ!!閃いた!!
「ククラさん!アイネさん!!このソードの名前決めました!!」
~本拠地~
本拠地に戻るとそこには、不機嫌そうなアスが居た。
「アス!ただいま!!」
気分上々で挨拶したがアスは、真逆に
「レイ!!今までどこに居たのよ!!」
あぁ…
「こんなに心配させて!ってあれ?それ剣?」
アスが気づいてくれた!
「うん!実はね!!相棒のソードが出来たんだよ!!」
俺は、今までの経路を説明した。
「ふーん。良かったわね。いい剣に出会えて。それでその剣、何て名前なの?」
「ふふん!このソードはね」
俺が得意げな顔をするとまた少しブスッと不機嫌になった様な気がした。
「このソードの名前は!!『サイトウ』!!」
アスは、は?みたいな顔をした。
そして
「プッ…プッははははははははははは!!!」
なんだよ、大爆笑って!
「レイ、、センス無さすぎ!!」
「それにしても笑い過ぎだろ」
アスがお腹が痛くなる程に大爆笑する。
今度は、俺が不機嫌になる番だ。
けど、なんか笑ってるアスをみるとこっちも笑い出しそうになった。
「はははは」
「はははははは」
今夜の本拠地は、二人の笑い声で包まれていった。




