1パート
「じゃあ、十二機のリオンをすべて私たちが倒したのも…」
「すべてを計測用のライブラで管理できるようにデータをとるため、スコーピオンは砂漠だったのもヒトシを使えなくして自分が操縦者になるためだったんだ。」
「十二機のエンジンを繋いだ状態でバルゴのペルセポネー砲を使われたら…」
「すべて破壊される。」
ユイの発言にマイが唾を飲み込んだ。地上からノゾミも心配そうに見ていた。
サジタリウスがいよいよアクエリアスの能力を使ってエネルギーを溜め始めた。
「まずい!撃つつもりだ!ミサイル発射!」
エストレーリャがミサイル、リオンバスターがエネルギー砲を放ったがキャンサーのデータによって強化されたサジタリウスはびくともしなかった。
ペルセポネー砲から激しいエネルギーが発射された。エストレーリャがよけると山をかすめて宇宙の方へ飛んでいった。細かいちりではあるものの宇宙まで飛び去りいくつかの宇宙のゴミを蒸発させた。
「宇宙までエネルギーを保ったまま飛んでいくなんて…」
「でも、反動が大きかったのか当たらなくてよかった。」
「次は確実に当ててくるよ。」
サジタリウスのケイゴは小さく言った。
「次はあの町へ。全員蒸発して消えろ。」
再びエネルギーを溜め始めたサジタリウスに突然飛び蹴りが入った。サジタリウスは後方へ吹っ飛んだ。リオンソードが来た。リオンソードが着地すると同時に地面から土が吹き上がり目が発光した。
「遅れてすみません。リオンソード、参加します。」
「ほんと遅いわ。でも間に合ってよかった。」
サジタリウスは立ち上がり、翼を変形させて作ったスコーピオンの巨大なハサミを振り上げた。ハサミがぶつかる直前にリオンバスターが巨大なシールドを広げてリオンソードを守った。背後からリオンスピードがマシンガンを放った。サジタリウスが後ろを向いた瞬間に飛び上がり、ライブラの翼を切り落とした。
サジタリウスがよろっとなった隙をついてリオンソードはサジタリウスを高々と持ち上げ投げ飛ばした。
エストレーリャのみんなはびっくりしていた。
「十二機のリオンをすべて使えるのに投げ飛ばした。」
「こ、こんなことが…あ!ミサイルで援護しよう。」
ライブラを失い、バランスが崩れたサジタリウスの顔面を殴り付けた。
リオンバスターのエネルギー砲がアクエリアスの翼を弾き飛ばし、上からリオンスピードがマシンガンを撃ちまくった。リオンソードは激しい肉弾戦でまるで思いをぶつけるように戦った。心の中でカイトは言った。俺には守るべき人がいる。そして支えてくれる仲間たちがいる。その仲間たちがいる限り、こんなやつに負けたりはしない!リオンソードはエネルギーを剣に溜め、切りかかった。直前に後ろを向いたため、翼を切り落とした。
サジタリウスは宇宙へ逃げた。光を集めるため翼を広げてペルセポネー砲を最大出力にした。宇宙で太陽が近いため出力はさらに高かった。激しい光はペルセポネー砲の先から広がり巨大な弓のように光った。
「終わりだ!」
ペルセポネー砲が放たれ地球に降り注いだ。エストレーリャはハイパーメガランチャーを放った。大気圏内で激突。エネルギー同士がぶつかった。




