2パート
「マモルさん!」
病室にカイトが駆けつけるとマモルは具合が悪そうにしていた。
「カイトか。心配かけてごめんな。そんなにしんどくないのにケイコのやつがカイトに連絡なんてしやがるから心配させちまった。」
「心配するに決まってるじゃないですか!」
「飛行訓練してるか?」
「もちろんです。時間があればやってます。」
「えらいな。必ずカイトの力になってる。」
「ありがとうございます。それと俺、見つけたんです。戦う理由を。」
「おっと。聞かせてもらおう。」
「俺が頑張ることで少しでも救える人がいるならそのために戦います。俺はユイさんやみんなと一緒に戦ってきました。ユイさんにも大事な友達がいてノゾミさんもユイさんを大事にしててすごいです。ミチルさん、マイさん、アユミさん達はたとえ離ればなれになっても友達であり続けてるのがすごい。シンゴさんやユウタさんはすごくうまいのにこんな俺に色々教えてくれて、そしてなによりマモルさんすごいです。俺は俺が頑張ることで少しでも周りの人の助けになるのならば俺はそのために戦います。俺のためにもなるし何よりみんなのために。」
マモルは絶賛しようと顔を緩めたがすぐに真面目な顔になり手を差し出した。カイトは握り返した。
「決めたのならそれをちゃんと守るんだ。ちゃんと大事にするんだぞ。」
「はい!」
「というかお前はここで何をしている。仲間は戦ってるんじゃないのか。お前だけこんなところにいていいのか。俺はこの通り元気いっぱいだ。早くみんなを手伝ってこい。負けたら承知しないぞ。」
「はい。お世話になりました。」
カイトは笑顔で礼をして走り出した。最後にマモルはカイトを呼び止めた。
「カイト。来てくれてありがとう。自信を持って言ってこい!」
マモルは敬礼した。
「はい。ありがとうございます。行ってきます!」
病院を飛び出して透明に隠してあるリオンソードに乗り込んだ。リオンソードは音もなく舞い上がり、エンジンを吹かして飛んでいった。




