1パート
ノゾミが目を覚ますと後ろ手に手錠をかけられていた。
「おや、目が覚めた?」
「なんでこんなことを。」
「日本が終わる様子、そしてあなたの大好きなお友達が目の前で傷付く様子を目にしてもらおうと思ってね。あなたが何一つできないまま。」
「何をするつもりなんですか。やめて!」
「うるさい!」
平手打ちを食らってノゾミは倒れこんだ。
「私はちょっとやることがあるからあなたはすこし、頭を冷やしているといい。」
ドアからマドカがいなくなり、ノゾミは一人になった。ノゾミはパソコンの方を見た。
エストレーリャではユイ達全員で話し合っていた。
「サジタリウスは機体がまるまるのこっていたから戦力として使うんだと思います。ジェミニの時のようにユイさんがいきますか?」
ミチルの発言を聞いてユウタが言った。
「いや、マドカがノゾミさんに銃を向けた瞬間に俺らはお手上げになってしまう。ジェミニの時はノゾミさんが自由に動けたからな。」
「私たちみんなで行きますか?」
「銃を向けられたらお手上げなのは変わらんよ。」
「いや、それいいかも。」
ユイが話し始めた。
「みんなでというかエストレーリャごと基地に行っちゃうの。それでそれぞれに別れる。私とユウタ、カイトは……カイト?どうしたの?顔が青いよ?」
カイトの青ざめた顔をみてユイは心配そうに声をかけた。
「マモルさんが今非常に体調が悪いらしくて…でもこんなときですから任務に集中します。」
「えらいわね。エストレーリャが突入したら基地のシステムをエストレーリャに移してしまおう。あそこの工場は古いし、シンゴさんがノゾミから聞いて作ったプログラム使えばいけると思う。」
「なるほどー。いざとなればエストレーリャでどうにかできますね。」
「うん。それとカイト。作戦は明日だけど明日の朝、マモルさんのところ言って会ってきていいよ。」
「いいんですか?」
「ええ。途中までなら粘れるし、あとマモルさんのことが気になって手につかないとかになると不味いからさ。」
「ありがとうございます。」
カイトは明日の朝、マモルに会いに行くことにした。すぐに合流できるようにリオンソード姿を消せるようにして出発した。ユイ達はいよいよ作戦を開始した。
エストレーリャは基地の上をとび、くるっと回転して基地に突っ込んだ。壁は吹き飛び、あちこちから騒ぎが起こった。
「何が起きたの?」
マドカはおろおろする警備員に聞いた。
「グローリーの母艦が基地に突っ込んできたんです!」
「なるほどね。いよいよ来たか。」
マドカはノゾミの部屋へ行った。




