1パート
その後は同窓会に隊員たちも顔を出すことになった。ユイがこの年代の人と話をするのは勉強の場ともなるし、貴重な繋がりが出来るかもしれないとアドバイスしたからだった。
ミチルがおどおどしながら話をしていると、ノゾミがミチルに話しかけた。
「あっちの彼がミチルと話をしたいって。こないだの記者の一件で、ミチルがもしいいのであれば今後こういうことがないように報道したいんだって。」
ミチルはうなずき、その人と話をしにいった。
「どうも。」
ガチガチに固まるミチルにその人とノゾミはクスクスしながら言った。
「そんな固くなるな。とりあえずどういう理由で新聞社からグローリーに戻ったのかを聞かせてくれ。」
ミチルは体調と裏で手をまわされ評価されずに嘘で採用された話をした。聞いた後その記者はかんかんだった。
「ひどいな。そんなことがあっていいのか。記事を書く人への侮辱だ。辞めて正解だよ。」
「ただ特定されるかもしれないので報道はちょっと…」
「あーそうだよなー。しかし、これは伝えなければミチルさんがかわいそうだ。」
「でもさ、これってミチルだけなの?案外一回や二回じゃないかもよ。」
ノゾミの指摘にその人も同意した。
「それもそうだな。数がものすごく多ければミチルさんが特定されることもないだろう。話してくれそうで問題ない人を探して話を聞くとしよう。ミチルさん。ありがとう。」
ミチルは笑顔でお辞儀をした。
その頃、ユイとその男友達二人で話をしていた。
「あのクールな感じの隊員とかわいい系の隊員どっちがいい。」
「やはりかわいい系かな。クールな方はプライドが高そうだ。」
「いや、あなたたちその歳でまだまだね。クールな方はプライドが高そうで案外甘えん坊なところがあるからギャップがかわいいという見方もあるわよ。」
「あんたらなんの話してるんだ。」
今度はノゾミが突っ込んだ。
同窓会は何事もなく無事に終わり、ノゾミは少しずつながら作戦に参加することになった。
「次でラストか。」
「最後に残っているのはスコーピオンですね。」
「届いた情報だとスコーピオンはかなり巨大らしい。作戦の考え甲斐があるね。」
いよいよ最後の戦いかと、アユミは気持ちを引き締めて作戦を考える場へ向かった。
数日経ってスコーピオンと戦う日になった。今回はノゾミも作戦に参加することに決まった。砂漠のような土地での戦いとなった。非常に巨体であるスコーピオンの弱点を調べる作業を敵に詳しいノゾミが自分から願い出た。砂漠のため、通信がうまくいかずエストレーリャからの分析は無理だった。ノゾミは分析するための機械をもって地面に降り、コードを繋いで直接自分の目で弱点を判断することになった。ユイ達は危険だと止めたがノゾミはとにかく役に立ちたかったのでノゾミは自分にやらせてくれと頼み、ノゾミがやることになった。




