2パート
次の日、再びキャンサーに戦いを仕掛ける前に最終確認をしていた。ユイが一人一人に確認した。
「それぞれの役割は割りとシンプルだから必要ないと思うけど、一応確認ね。ミチル、分析したハサミのデータはもうみんなに渡した?」
「はい。もう皆さん手元に持ってます。」
「おっけー。マイ、ハサミが仮に爆発したらあなたは必ず避けなくちゃいけないからきちんとみてるんだよ。」
「わかりました。」
「アユミ、流し込むのは遠隔操作じゃないと機能しない。タイミングをよく見て。」
「了解です。」
「シンゴさん、ハサミが動かなくなったのを確認したらなるべく早くエネルギー砲を撃ってください。」
「おっけーだ。」
「ユウタ、詰んでいる液体よ金属のミサイルはかなり厳重にしているとはいえ、気をつけて。」
「はい。」
「カイト、剣で戦ってハサミを開かせるのは難しいから、無理はしないでね。」
「ありがとうございます。」
「それじゃ、今度こそ!」
エストレーリャから三機のリオンが飛び出した。
キャンサーがハサミを構えたがそこにリオンソードが剣で攻撃し、迎え撃つために開いたハサミに液体金属のミサイルを撃ち込んだ。アユミがスイッチを押してミサイルを起動するとなかから液体の金属が流れだしハサミのノコギリが動かなくなった。リオンソードはすかさずエンジンを吹かして飛び上がった。リオンバスターのエネルギー砲が発射され、キャンサーに当たって爆発した。
「よし、状況終了。君たちは戻って…」
「ユイさん!敵機が来ます!」
みると、煙の中からぬっとキャンサーが姿を現した。ユイは悩んだ。どうする。作戦のどこを改善すればいい。固定したところからやり直すか…液体金属のミサイルは限られているしすぐには難しい…
「慌てちゃだめだよ。ひよっこが。」
ノゾミが部屋に入ってきた。
「ノゾミ、乗ってたの?最初からここくればいいのに。」
「残念ながら揺れで酔ってたもんで。今動けるようになった。」
ノゾミは部屋に入りユイから渡されたマイクに言った。
「想定していたよりも固かった。対策としてはリオンバスターのバズーカを至近距離で撃つしかない。リオンソード、転ばせることで時間を稼いで。そこで液体金属のミサイルを足にうって固定したら予めエネルギーをためておいたリオンバスターがバズーカを至近距離で放つ。あのタイプはコックピットは胸だから腹部を撃てばいい。」
全員が了解したといい、リオンソードが再び切りかかった。ハサミが使えなくなっていたため、あっさりと転ばせた。足をリオンスピードが固定し、すかさずリオンバスターが目の前でエネルギー砲を放った。
ついにキャンサーは倒された。
「ありがとうノゾミ。」
「いえいえ。」
こういってノゾミは笑った。




