1パート
「同窓会…ですか?」
「そう。ノゾミを元気付けてあげたくて。ノゾミは元気を取り戻しつつあるけど、やっぱりときどき悲しい目をするの。ほっとけなくて。」
「でも、みなさん散り散りになってるのでは?」
「年末だからお墓参りにはもどって来る人も多いよ。」
「なるほど!それで会わせてお話をしようってなったんですね。」
敵が強くなるなかユイが同窓会の事を考えたのは国家軍にいたノゾミが前向きに協力してくれることを願っていたからだ。
そんな中、キャンサーを倒してほしいとの依頼がきた。キャンサーは腕に切断力があるハサミを持っており、全身の装甲がとてつもなく固かった。
三機の体勢で挑んだがリオンバスターのバズーカが真っ二つにされた。
リオンウイングのマシンガンがすべて跳ね返され三機に当たり、エストレーリャは隙を見て三機を回収して逃げた。
「初めて、敗北した。」
ユイが目を大きくしていった。
「今回は住民からもプロが乗ってるって聞いたのでそれもありますがきつかったですね。」
アユミが分析した。
「本格的にノゾミに協力してもらった方がいいかもね。」
ユイ達はノゾミの病室に向かった。ノゾミは窓の外を見ていた。
「……キャンサーか。あいつは確かに厄介だよなー。」
「何か対策はない?」
「装甲が固くなった分、重量も増したから普通のエンジンでなくもっと大型のエンジンがついてる。エンジンが大きくなった分、攻撃もしやすい。何とかしてハサミを止めて、エンジンに勝負をかければあるいは…」
「勝てるかも?」
「そう。」
アユミがそこで提案した。
「何かねばねばしたものをハサミに挟んでノコギリのとげとげを埋めちゃえばいいんじゃないですか?」
「あんた、目付きは悪いけど頭は切れるのね。」
「前半部分はうれしくないですけどありがとうございます。」
ノゾミの毒舌が復活してきたのは元気になってきた証拠だがユイが一言添えた。
「ノゾミ、元気になってきたのはいいけど、言葉に気を付けないとだめ。」
ノゾミはひさびさにしかられてびっくりした。




