2パート
「ジュンくん、楽しそうにしてたわね。捕虜として捕まったのに今や研究者か。」
「人手が少ないけど活躍の場が多い方がジュンさんにはあってたんだね。」
海底基地に降りるエレベーターの中でユイは言った。
「ジュンさんの情報、本当だと思うよ。」
「ちなみにその理由は?」
「色恋沙汰よー。」
シンゴとユウタがぽかんとしているのをみてくすっと笑ってからユイは言った。
「パワハラを受けてる人を心配するのは普通。でもジュンさんの場合ただの上司に対する心配としちゃ心配のしすぎのように思う。ジュンさんはノゾミの事が好きなのよ。好きな女性の前で嘘を言えば嘘を言うような人だとノゾミが思ってしまう。」
「なるほど。女の人らしい分析ですね。」
「それは嘘は言わないな。」
そのあと、アユミもまじえて作戦を立てる段階になった。
「今回戦う相手は、バルゴですね。」
「えぇ。ペルセポネーという協力なエネルギー砲を持ってる。」
「リオンソードで気を引きましょう。リオンスピードはリオンウイングの相手で忙しいからね。」
エストレーリャは協議会の元へ飛ぶとぬっとバルゴが姿を現した。リオンバスターが攻撃を始めるとリオンバズーカが姿を現した。
「作戦開始だね。」
リオンソードが間合いを詰めてペルセポネーを撃ちづらくし、リオンスピードはリオンウイングの相手をした。
リオンバズーカはリオンバスターの砲撃から逃れ、森林の中に姿を消した。リオンバスターは肩にエネルギー砲を乗せ、固定した。その後足のストッパーを引き出して足を完全に固定した。
リオンバズーカはこっそりとエストレーリャに狙いを定めた。
「見つけたぞ。これでお前らも終わりだ。」
リオンバズーカは強烈にエネルギー砲を放ち、エストレーリャに直撃した。
「狙い通りだな。」
リオンソードはあらかじめ用意しておいた特殊弾を放ち、リオンバズーカの足を固めた。
リオンバスターはその間ずっとエネルギーを溜めていた。エネルギーが溜まり、目が発光した。
「悪いな。その程度お見通しだよ。」
シンゴがトリガーを引くとエネルギーが放たれた。それらは容赦なく降りかかりリオンバズーカを爆破させた。それと同時にペルセポネーを構えていたバルゴも貫き、バルゴとリオンバズーカを両方撃破した。
「アユミの意見が今回は貢献したね。よもやエストレーリャを襲わせるなんて。襲わせるのはダミーとはいえ思い付かなかった。びっくりしたけどね。」
ユイが満足そうに言った。
「ありがとうございます。」
「それでは帰りましょう。」
その日の夜、グローリーの海底基地に電話がきた。
ユイが出ると話を聞いているうちに顔が青ざめた。
隊員の皆がいる部屋に入るユイを見てマイが聞いた。
「どうしたんですか?」
「ミチルが倒れた!」




