1パート
次の日になり、高校生の時からの友達の三人が遊ぶ日になった。それはなんとミチルの旅立つ日の前日だった。
「今日はあそぶぞー!」
「それでアユミ、予定は?」
「まずは遊園地行って、そこでそのへんでお昼も食べちゃって、電車で昔うちらが利用してた駅の周りいっていろいろ買いあさったり、ゲームしたりする!」
「雑である。」
「うるさいわ!」
三人は笑いながら走り出した。とびっきり楽しんだ。観覧車から景色を見たり、ジェラート食べて顔中べとべとになるマイを見て笑ったり、お化け屋敷でミチルが腰を抜かしたり。三人はすごく楽しかったが時々訪れる寂しさを忘れるよう努力をしていた。
駅にいってゲームをしたり、いろんなものを買った。実はこんな一面があったのかとお互いに驚かされるところもあった。
エストレーリャにもどったらお菓子を食べてアルバム見ながらまたお話するというマイの意見が採用となり買い出しも一緒にされた。
マイは空を見ると朝、遊園地で見たときと比べて傾いている太陽に怒りたくなった。太陽が傾けば一日が終わり、ミチルとの別れが訪れる。一生太陽なんて止まってしまえ、明日をつれてくるなと叫びたくなった。
楽しい時間は本当にあっという間で、夕方になりエストレーリャに戻る時間になった。
ミチルは部屋により、片道分しかない切符を財布の中に入れた。片道分だけか、もうここには来ないんだな。すっかりしんみりするミチルにマイとアユミは言った。
「切符、なくしちゃダメだよ。」
「うん。いけなくなっちゃうもんね。」
「すごいよね、有名企業だもん。ミチルは私たちの誇りだよ。」
「また、柄にもないことを。」
「ほら、チョコとけるからあっちの部屋いくよ。」




