2パート
「おい。取り逃がしたんだってな。毎度ながら詰めが甘いね。」
敵の基地の本部ではアヤコがナオキに話しかけていた。
「ふん。次こそ仕留めてやるさ。」
その会話にケイゴが混ざった。
「しばらくは敵もおとなしくなるだろう。あと、かなり高速で動かしたからかリオンブレードは少し調整が要りそうだ。それと次はピスケスに出てもらうが今回はマドカさんの指示にしたがってほしい。」
アヤコはマドカをあまり好きではなかったためあまりいい表情はしていなかった。
「気に入らない。あいつ。」
アヤコの呟きは小さく響いた。
ユイはノゾミからピスケスについての話を聞いていた。ピスケスは水中を自由自在に動くことができた。
リオンソードは修理中な上、リオンスピードは速度を出すため軽くされており、使えるのはリオンバスターのみだった。
「今回は手こずりそうだね。」
ユイが悩みながら言った。
「そうでもないと思いますよ。住民としてはピスケスを海の中で動かすと漁獲に影響するとしてピスケスをなくすようにしたいという意見が根強いんです。協力をしたいという意見が多数をしめていました。」
「なるほどね。リオンの構造から言って水中を飛ぶためのエンジンを潰してやれば終わり。」
「ならば、リオンを使う必要もないのでは?」
「確かに、こっちで場所を指定して撃ち抜いてもらえばいい。」
リオンを使わない方が環境を汚さないということでミサイル発射を了承してもらった。
「住民の作戦参加としては今回で二度目ですか?」
マイが聞いた。
「いや、表面上は参加してなくても私達が倒したリオンの修理をしないように署名を集めたり、二度と再開しないよう抗議したりしてるよ。ほぼ毎回に近い。住民の立場からすればリオンの維持費とかで生活が圧迫されないようにできるチャンスだからね。」
その言葉を聞いてマイは私達の行動は間違っていなかったんだなと再確認した。
その後、ユイが担当者と会いミサイルによって全くリオンを出すことなくピスケスは撃破された。
そんななか病院で目が覚めたカイトはリオンソードの修理工のマモルに会いに行くことになった。これがひとつの始まりだった。




