KALの詩集 2025 9月
眠るのがとても怖くて寝られない 辛い思いを思い出しては
短歌 「週末」
ヒトリキリ無為に致して無駄になる。あの日の夜は二人で共に
短歌 「営み」
寝てる横、いつもあなたにささやいた。胸に秘めてるよしなしごとを
短歌 「伝える事に意味は無くて」
くだらない私の事を知ってくれ、君は知ってる私の秘密
短歌 「長文」
離れた小島、私の意思で流されたこと知らぬまま
都々逸 「いつも別れを唐突に」
私をなぞる、癒えない傷は消えない過去を消した罰
都々逸 「事実すら捻じ曲げて」
弱味とは、人のよしなし。信頼が惚れた腫れたの近道なのか。
短歌 「私にとっての恋」
「貴方のせいよ 私、本当はこんな風には……なんでなの」
都々逸 「タイプじゃなかった」
生きていて傷つく為の理由なら足元にでも落ちているだろ?
短歌 「傷つくのも」
三日月も1人っきりで寂しいよ
川柳 「何も」
昼は躁 なんでか知らず 夜は鬱 変わる気分に振り回されて
短歌 「操られてる」
今までは633と変わったよ、あと何回と数えたくても
短歌「メタモルフォーゼ」
今までに繋いだ言葉を見る度、選ぶ言葉が心と腐る
短歌 「無題」
あの子にも嫌われちゃった。
どうしても離れる人を好きになっちゃう。
短歌 「離れる程見られたから」
花をつばくに残したKAL、杯を満たして飲み込んだ
都々逸「遺物」
人間のなりそこないが溢れてる。なりそこないになり損なった
短歌 「なりそこないのなり損ない」
不本意に別れた先で見る未来 過去を思って泣き叫んでる
短歌 「立ち止まり」
あの時に愛せなかった罰が今、私の胸を突き刺し、死んだ
短歌 「人誅」
ひたむきで俯きがちな横顔に朱色の花を咲かせてみたい
短歌 「犯行予告」
「愛してる」そう言いながら抱きしめて爪を立てるの、変わってないね。
短歌 「無題」
屋根の下 雨が止んでも変わらずに濡れた背中の温もり離さず
短歌 「壊れた傘」
君を見た 揺らいだ瞳 終わりだと 閉じた口さえ開かなければ
短歌 「変わらないで」
問いかけた。何も言えずに逃げ出した
短歌 「返答」
髪型も知らない人を思い出し、傷んだ気持ちは透明だろ
短歌 「薄っぺら」
会いたくてあなたの声を振り返り、懐かしくても果てしなくても
短歌 「草葉の陰に」
追いかけた一等星と舞い踊る。星に焼かれる、まだ夢の中。
短歌 「熱帯夜」
刹那まで後先見ても死んでたら意味を見つけず夢見てるだけ
短歌 「生き恥」
散々な雨に濡れてた冷めた人
川柳 「流れた」
みたくないこんな気持ちもぶつけたい 知らないままで生きていたいよ
短歌 「痛いわ」
サヨナラが果たされなくて目に触れた、かわいた涙。Stand by me!!
短歌 「スタンド・バイ・ミー」
生きてても 胸がぽっかり 足りないね それは紫陽花 あなたを見たよ
短歌 「見てる」
優しさが薄っぺらくて変われない でもそれでいい チープな気持ちで
短歌 「安価な」
特別で居られないから 「僕だけは」 特別じゃない安心してね
短歌 「みんなもそう」
愛を染め 宇宙の果てに 届いてよ サラブレッドの藍色の歌
短歌 「最前線の青色」
こんなにも知らないうちに傷ついた、最高速の愛憎猛火
短歌 「ハートビート」
漁火に佇む君が 人知れず焦がした腕で 祈りを捧げ
短歌 「誘い」
全身で死にたい音を奏でてる 僕の体は音出す死体
短歌 「希死奏音」
真心が針に刺されて苦しんだ 私の熱に苦しめられた
短歌 「正しさの末路」
不思議とね綺麗なままじゃ居られない明日の私はゴシック気分
短歌 「白よりも黒」
君の声覚えて無くてさっきぶり さよなら聞いて抱いた気持ち
短歌 「陽炎」
いつの間に着込んだ気持ち持て余し 冬の暑さに泣いてしまった
短歌 「装い」
こんなにも口で伝えた言葉でも、愛する日々は無色透明
短歌 「吐いた息の色」
いやだいや違う私はこんなにも汚れて泣いて見ないで嫌だ
短歌 「沼地」
ダメなわたしは見せたくなくて すごい私は苦しくて
都々逸 「姫」
堕ちる日に 泣いた三月 誰の為 成りたい自分 削って足した
短歌 「理想の価値」
「君のまま 偽らないで それが好き」ありのままなら愛してくれる?
短歌 「あなたの言うとおりになるのに」
嘘つきね 嫌いじゃないよ 言葉でも 行動ひとつ 偽れてない
短歌 「離さないで」
君でさえ私の心触れただけ 支えきれずに隠れて逃げた
短歌 「珍しい人」
捨てないで 見放されたら 死んじゃうよ あなたの為に変わってあげる
短歌 「押し付け」
辛い時 辛い人さえ 救えずに 傷つきもせず 突き放さずに
短歌 「私だって人だもの」
安心で止まれないまま求めてる、私の愛はサヨナラありき
短歌 「別れの愛」
捕まって水平線の意気地無し 追いかけたって追いつけないよ
短歌 「足りない」
爪弾き者私の居場所偽らざると派手に舞え
都々逸 「無題」
褒められたくて振り払った手繋ぎ直して偽った
都々逸 「偽善」
舞い散った私の欠片、桜色。あなたの前を通り過ぎたよ
短歌 「見つけて」
傷つけて泣いてる姿笑えるなら君にとってはおもちゃとおなじ
短歌 「壊れるまで」
少しでも満たされたから、本当に乾いた心忘れて笑う
短歌 「破れ鍋に残る水」
いつまでも革命前夜の僕らがいつかの君にまた会いに行く
短歌 「サヨナラまたね!」




