月の世界で生きる覚悟
時は遡ること380年前のある日のある朝のこと\(◎o◎)/!
月の世界の美濃国のお話です(^O^)
斎藤家の 倫子 宛に何か宮内庁からお手紙が届いたようです(*^_^*)
何でしょうか…?
どきどき する 倫子 なのでした(^^♪
はじまりはじまり〜(⌒▽⌒)
月の世界の美濃国では、何か 斎藤家 に動きがあったようでした。
ある朝、 斎藤家 の竹が光りました。
そして、 呼び猫が にゃぁ~ と鳴きました。
何かお届け物があったようでした。
いそいそ と倫子 が玄関へと向かいました。
その後から、 斎藤家の猫の おとめ もついてきました。
お外は太陽の光が さんさん と降り注いでいました。
風が生暖かく、からっとしていました。
お庭のお花たちにお水をたっぷりとあげた方が良さそうでした。
斎藤家 はガーデニングに凝っていて、色とりどりのムーンフラワーたちがお庭に余裕を持って、植えられています。
道三 は所狭しと植えないそれを空白の美だといっていました。
倫子 はそのこだわりがとても好きでした。
道三 の偏屈なところには困っていたけれども。
ムーンフラワー がは見ているだけで心を癒やしてくれます。
さらに、色ごとにも香りが違います。
果物の香りがします。
きっと 偏屈な道三 の心も癒やされていることでしょう。
ムーンフラワーのすぐ側に竹が一角に生えています。
見えました。
竹が内側から光を放っています。
竹の光っている部分の節にある 舞良戸 を横にスライドさせて開けました。
すると、 美濃国の宮内庁からお手紙 でした。
赤紫色の猫と音符のお洒落な封蝋で封をされていました。
宛名は 倫子 にでした。
何かしら・・・?
その場で開けてみたかったのですが、宮内庁からのお手紙ですので、 道三 と一緒に見ることにしました。
受け取り確認書に 斎藤家の猫の おとめ の肉球で印鑑を押して、竹の光っている部分の節に入れて、舞良戸を閉めました。
心が何となく落ち着かなくなり、戸惑いながら、家の中へと戻っていきました。
早く開けてみてみたい・・・。
お父様は何処かしら・・・。
きょろきょろ 辺りを見回りました。
でも、見つかりません。
あれぇ~・・・?
仕方ありません。
はしたないと言われるけれども、大声を出しました。
倫子:お父様~!!!
宮内庁から私にお手紙が届きました~!!!
一緒にお読み頂けませんでしょうか~?
どちらにいらっしゃいますか~?
私は居間におります~!!!
すると、家の北の方角から 道三 の声がしました。
道三:おぉ~い!!!
厠におるぞぉ~!!!
ちょっと待っておれ!!!
今すぐ行くでのう!!!
しばらくすると、 道三 がタオルで手を拭きながら居間に向かってきました。
道三 が上座の座布団に どかっと 座り、 倫子 にも座るように言いました。
倫子 は下座の座布団に しずしず と座りました。
道三:倫子、おはよう。
どうしたのだ?
朝から大声を出して。
はしたないからやめるようにとあれほど申し
ておるではないか・・・。
あきれ顔の 道三。
倫子 は ふふふ・・・ と笑いました。
やれやれ・・・ と道三。
いつになっても子供のようです。
仕方ないなぁ・・・ と思いつつも、可愛い我が子なので許してしまう道三。
倫子:お父様、おはようございます。
朝から、お騒がせして申し訳ございませ
ん・・・(T-T)
先程、宮内庁からお手紙が参りました。
私宛ですが、お父様とも一緒にお読み頂きた
く思いまして・・・。
開けても宜しいでしょうか・・・?
お手紙をテーブルの上に置いて、道三へと すっ と回しました。
ふむ・・・ とお手紙を見つめる 道三。
宛先宛名をしっかりと見ました。
道三:朝から何だろうね。
お前が開けてみなさい。
倫子:はい。
封蝋を綺麗に残したかったので、封筒の端に鋏を入れました。
お手紙が数枚入っていました。
倫子:読み上げます。
斎藤倫子様へ。
色とりどりの ムーンフラワー が咲き乱
れ、素敵な景色と香りが広がる今日この頃に
なりました・・・。
道三 は目をつぶって 倫子 の読み上げるお手紙を聞きました。
それによると、倫子は王様への輿入れが正式に10年後になったとのことでした。
でも、王様は輿入れが10年後に伸びたものの、もう、れっきとした妃としての証を贈りたいと、異例の申し出がありました。
そのため、倫子の数日後の予定を尋ねられました。
倫子はどうしましょう・・・ と 道三 の顔をのぞき込みました。
倫子 は嬉しいのを隠せずに ふふふ・・・ と笑いました。
道三 は うんうん とまぶしそうに頷きました。
道三:きっと・・・ いや、何でも無い。
折角、お妃様としての証を頂けるのならば、
吉日を選びなさい。
入り用の支度は何なりと申せ。
必ず取り寄せてみせる。
遠慮はするな。
倫子:ありがとうございます。
では、早速、吉日を調べて参ります。
楽しみです。
ふふふ・・・(≧∀≦)
義龍 がずかずか と居間に入ってきました。
義龍:お父様、おはようございます。
倫子、おはよう。
とても嬉しそうな顔をして、どうしたんだ?
そんなに何か良いことでもあったのか?
道三:義龍、おはよう。
今朝、 倫子宛てに宮内庁からお
手紙が届いたのだよ。
輿入れが10年後に延期してもお妃様としての
証を下されるとの事だよ。
これから、お会いする日の吉日を選んで、ご
連絡を差し上げる所なんだ。
お前も手伝ってやってはくれないか?
義龍:分かりました。
倫子、良かったな。
お手伝いするよ。
何なりと申せ。
遠慮はいらないよ。
きっと、お妃様の証って、 ムーンドロップの
ネックレス の事だね!!!
お前も何となくお嫁さんになったのだな
ぁ・・・(*⌒▽⌒*)
道三:あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・。
お前は・・・。
折角、隠しておいたのに・・・。
まぁ・・・。
まだ何かは分からないのだが・・・。
はぁっ・・・ と道三がため息をつきました。
倫子 は ムーンドロップのネックレス と聞いて、胸が どきどき どきどき しました。
月の世界では ムーンドロップのネックレス は、輿入れしたお嫁さんが旦那様から最初に頂く宝飾品です。
ムーンドロップのネックレス はお給料の6ヶ月分もします。
ムーンドロップ は 何万分の一の確立で ムーンフラワー から採れる希少な宝石です。
月の世界に咲く ムーンフラワー 全てに ムーンドロップ がなるわけではないのです。
ムーンフラワー の花芯の部分に、ビイドロ玉のように丸く結晶が出来ます。
色とりどりの ムーンフラワー は、その色ごとの ムーンドロップ の結晶が出来ます。
純愛の赤。
月の光の黄。
安らぎの緑。
夜の藍。
孤高の黒。
気高さの紫。
ときめきのピンク。
大人格好いい赤紫。
安らぎのアイボリー。
全ての源の青。
全てを包み込む白。
・・・。
その内側から光を放ち、見る者の心を奪います。
きらきら きらきら 魅了します。
しかし、月の世界では ダイヤモンド よりもお高いのです。
なかなか手にできません。
ですので、女性にはとっても憧れなのです。
倫子も例外なく憧れていました。
ですので、今回のことで舞い上がってしましました。
幸せな気持ちで、 ふわふわ とした心持ちで 倫子のお部屋 に戻りました。
畳の上に座り、心を落ち着かせました。
身体を倒して、大の字になりました。
ゆっくりと 心ががほどけてゆきました。
緊張していたようです。
思ってもいない申し出に、心が少し追いついていないようです。
しばらくすると・・・。
ふふふ・・・。
やったぁ~・・・。
心に余裕が出来てきたようです。
起き上がりました。
そして、暦をテーブルの上に持ってきて、正座をして、吉日を調べ始めました。
5日後が良さそうした。
大安です。
決まりです。
ほっ と一安心しました。
お手紙セットと筆記用具をテーブルの上に持ってきて、お手紙をしたためました。
封筒にとお手紙を持って、居間へと向かいました。
道三 と 義龍 に見せて確認を取ってもらうためです。
倫子:お父様。
お兄様。
返信のお手紙を書いて参りました。
ご確認頂けますでしょうか・・・?
道三:どれ見せなさい。
ふむ・・・ と しっかり と見ました。
良いのではないか? と 道三。
倫子 は ほっ としました。
義龍:では私にも見せて下さい。
ふ~ん・・・ と ぱらぱら と見ました。
良いんじゃない? と 義龍。
倫子 は苦笑いをしました。
倫子:では、封をしてお手紙を出して参ります。
そう言って、 倫子のお部屋 へと戻っていきました。
お花模様の封蝋 をしました。
はやる気持ちで玄関を出て、竹の前まで行きました。
舞良戸 を横にスライドさせて開けました。
両手で封筒を竹の中へと入れました。
舞良戸 を閉めて、何となくお辞儀をしました。
道三 が玄関からお庭に出てきました。
ホースの先に蓮口を付けて蛇口にしっかりと付けました。
お水をお花たちや木々や竹にあげ始めました。
ムーンフラワー がとても気持ちよさそうにお水を浴びています。
細かい水滴が花びらに付いて、おのおのの色を含めた光を空へと放っています。
桃源郷のような美しい世界が光り輝いています。
道三 が微笑んでいました。
その様子を じっ と見つめた 倫子。
月の世界は美しい・・・。
もし、お妃様になれたのならば、この月の世界を守る妖精になろう・・・。
微力でも皆の笑顔を支えたい・・・。
倫子 はそう思いました。
倫子 は玄関からお家の中へと戻りました。
そして、皆の朝食の準備を台所に居たお母さんと一緒にしました。
今日の朝食はアップルパイです。
道三 が地球から帰ってきてからずっと アップルパイが食べたい と言っていました。
ですので、ここ最近、毎日毎日アップルパイが続いています。
でも、誰も文句を言いません。
帰蝶 が恋しいのです。
帰蝶 が地球へ持って行って、 帰蝶 の身を守る事が出来た思い出を忘れたくないようです。
美味しい 美味しい と 道三 は涙を浮かべて食べています。
皆、 道三 の気持ちが痛いほど分かっていました。
当分、 アップルパイ が続きそうです。
温かい紅茶のダージリンをストレートで飲みました。
じんわり心が温かくなります。
倫子 は、 そっ と 道三 にも紅茶のダージリンのおかわりを入れてあげました。
テーブルには 帰蝶 の朝食も用意されています。
お母さんが遠くにいる 帰蝶 の分も用意したい と言ったからです。
そして、帰蝶 のマグカップにも紅茶のダージリンが入っています。
そうすることで、 帰蝶 の無事を案じているのです。
10年後に帰ってくる妹を待ちわびる 倫子たち家族 でした。
ep.16 月の世界で生きる覚悟 終わり
ここまでお読み頂きありがとうございました。
この作品は不定期で更新しております。
次回作が出来ましたら、活動報告にてご連絡致します。
宜しければお読み頂けると嬉しいです。
お待ちしております(倫子より)
感想、リアクションマーク頂きました!!!
ありがとうございます!!!
とってもハッピーです(≧∀≦)
これからも頑張ります(*⌒▽⌒*)
白鐘サウザーいちご味様よりファンアートを頂きました!!!(≧▽≦)
ep.1の最後のシーン、道長と三毛猫式部が対面する場面です(#^^#)
道長、とっても優しそうです!!!
おヒゲを生やしているのですね(*‘ω‘ *)
紺のポロシャツにベージュのズボンの組み合わせは落ち着いていて道長にとても良く似合っています(^O^)
三毛猫式部、可愛い〜♡
このタッチの画風、とっても気に入りました!!!(≧∇≦)
そしてさらに、もう一つ頂きました!!!
ムーンフラワーとムームドロップです!!!
白鐘サウザーいちご味様にマリーゴールドやコスモスのようなイメージということををお伝えした所、描いてくださいました〜(●^o^●)
想像していたのより、とてもゴージャスでびっくりしております(=^・^=)
外の花びらがふわふわしていて可愛いです(〃∇〃)
中の花びらがアクセントになっていますね(^・^)
花芯のムーンドロップがきらきらきとしていてとても素敵です!!!(≧∀≦)
月の妖精の女の子たちの憧れにぴったりです!!!
ありがとうございました!!!(●´ω`●)
重ね重ね感謝申し上げますm(_ _)m




