9騎士服貸してくださいっ!
本日六話目
着替えると言っても、着替える服がなければどうしようもない。
と、言うことで、
「騎士服貸してください!」
「は?」
ハァー。
これで五回目だよ、断られるの。
「当たり前だろ」
ドレス姿のルークが呆れたようにそう言う。
「やっぱアイリス様に返してもらおうぜ?」
「いやダメ。それ絶対だめ。あの超絶推せるカップルの邪魔はしちゃダメなの」
「・・・急にどうした?」
ルークの中の私の株価が大暴落しまくってる気がする。
「おや?美しいお嬢さん、どうしたんですか?」
ん?この声は、!
アイザック・クレイトン!
騎士団長の息子で、チャラ男、攻略対象!
ってか、美しいお嬢さんって、ルーク!?
ぶっは!目ぇつけられてんじゃん!
「どうしてこんなところに?新入生ですよね?もしかして迷子ですか?案内致しましょうか?」
アイザックはさりげなくルークの手をとって誘導しようとしてる。
ルークは何か言えば男だってわかるのに、固まってる。
はぁ。
助けてやるか。
「お嬢様に触らないでください」
アイザックの手を引き剥がして、ルークを抱えて廊下を走る。
「ちょっ、待って!」
後ろでチャラ男がなんか言ってるけど、知らないもんねー!
廊下を爆走する女装美男子をお姫様抱っこするメイド。
つまりめちゃくちゃ注目される訳でして。
とりあえずどこかの部屋へ入ろうとドアを開けたら掃除用具室で、狭くて出ようと思ったら誰かに鍵かけられちゃったよてへぺろ!
はあはあはあはあ。
疲れたー。
てか密室でルークと二人きり!?
まあ普通だったらドキドキするかもだけど、ガワが美少女じゃね。
ルークヒロイン化!
ルークはいつ着替えられるのか!?
短くてすみません!
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次回もお楽しみください!




