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10/22

10女装美男子と密室で

本日七話目

ルークと密室で二人きり。

普通だったらドキドキすると思うけど、ガワが美少女だと無理がある、と思ったんだけど、

「お前、女のくせにどんだけ力あんだよ。

はぁ、とりあえずここから出ないとな・・・」

いやこんなイケボ聞いたら無理でしょう!

やーべー。

成長期の男の子の若干低くなり始めた声やばい。

破壊力。

そしてどっかに落としたのか、髪飾りがないから顔だけ見えてる私には完全に男子に見える。


はっ!

やばい堕ちるとこだった。

頑張れ私の社畜部分!

ショタコンだけには絶対なるな!

うあああ!!


「ん?何赤くなってんだよ。暑いのか?」

ルークがずいっと顔を近ずけてくる。

「だ、大丈夫、!近い近い近い!離れて!」

やめろおおおお!!!

追い討ちをかけるな!

もはやいじめだろこれ!

誰だよ閉じ込めたやつー!!

「あーもー!この扉ぶち破る!」

いざ、ルナから教わった最終奥義!

レイナパーンチ・・・

「おいバカ!もの壊そうとすんな!」

ああああ!!

手を掴むな手を!!

はーなーれーろぉーー!!!


ガチャッ

「あれー?こんなとこに閉じ込められちゃってたの?

扉の前に落ちてたよ、髪飾り♡」

ぎゃあああああ!!アイザックぅぅぅ!

こんなやつに見つかるとか一番無理!!!


「ん?あれ、男だったの?君」

あああ気づかれてるぅぅ!!

「あー。なるほど、だから騎士服貸してくださいって頼みまくってたのか」

いやぁぁぁぁ!!!

「はい」

こんな時も崩さないぜメイドスマイル!

「じゃあ僕の貸してあげようか?」

「マジですか!?」

食い気味にルークが答える。

「うんマジ〜」

そう言いながら、髪飾りをルークの髪に戻す。

ん?

何やってんの、こいつ?


「貸してあげるから、僕の部屋までその格好で一緒に来てね」

うわー。

可哀想に、ルーク。

めっちゃ引き攣った顔してるよ。


廊下反対側まで渡って、階段降りて、また反対側まで歩いて、って、遠回りしてるよね!?

このチャラ男が!!

貴族令息からの視線がやばいんだけど。

てか、今日みんな廊下とか部屋とかで喋ってるんだけど、授業とか大丈夫なの?

「今日休日だから授業ないよ」

あ、そうなのね。


「はい、着いたよ、ここが僕の部屋」

寮の最上階じゃねーか!

どんだけ遠回りさせてんだよ!

ほら、ルークが真っ赤を通り越して白くなっちゃってるよ!

「や、やっと着替えられる・・・」


「じゃあメイドちゃんは外で待っててねー」

ほいほーい。

ばいばい美少女ルーク。

短くてすみません!

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