3メイド特訓ブートキャンプ
「それではお嬢様、特訓を開始致します!」
「はい!」
ついに始まったメイド特訓。
早くマスターしないと!
「メイドに必要なのはまず姿勢と知識!!背中に大きい定規入れるので二時間その体勢で勉強しましょう」
・・・へ?
え、ちょっと待って、ルナがでっかい定規持って近づいて来るんだけど。
てかそれ学校の黒板用の定規っぽい!
懐かしーー
「いたただだだだ!やめて!
お肉!お肉がつっかかってるの!」
痛い痛い痛い痛い!
背中の肉が!
「いーーやーーーーぁ!!」
二時間なんて社畜にとっては一瞬のこと。
勉強内容は簡単な読み書き計算だった。
読み書きはレイナの記憶を見ればイケるし、計算は必要ナッシング!
いやー。
ヨユーでしたね。
ずぼっ
何!?
と思ったら定規抜かれただけでした。
途中から定規気になんなくなったんだよね。
体と同化した感じ?
よし、ルナ、二時間やったぞ!
完璧だろう?この姿勢。
どうだ?え?
「完璧です、お嬢様、、、。
姿勢も、勉強も。
どうしましょう、ご主人様。お嬢様は天才です」
ん?
「いやぁレイナはすごいなぁ。
さすが俺とレイリの娘だ!」
ぎゃーーー!!お父様!?
いつの間に!?
怖!!
されどこんな時こそ姿勢を崩さない!
ふははははは!
「お嬢様がそこまでできるのなら、私ももう手加減しません!」
今の手加減してたの?
「お嬢様、次はお茶の入れ方です!
一滴も零さないでくださいね?」
お茶はよく上司に入れてやってたなぁ。
「お嬢様、流石です!それでは次はお部屋のお掃除です!部屋の主がいない間にサッと済ませる必要があります!」
家にいれる時間が短かったからお掃除はぱぱっと済ませてたなぁ。
「完璧です、お嬢様!それでは次、戦闘訓練です。
メイドは主を命に変えても守らなければいけません!ちなみに、どんな場合でも対応できるように素手でやりますよ!」
部活は空手部だったぜ!
まいにちまいにちメイドの訓練だ〜♪
意外と楽しいメイドの訓練だ♪
数ヶ月後ーー
私はトライト家最強のメイド(十一歳)に進化していたのだった。
いやー。
戦闘はお父様にも教わったんだよね。
怖かったよー。
ハァハァしながら迫ってくるいかついおっさん。
けど、そのおかげでルナにメイドとしてこれ以上ないって認めてもらったもんね!
そして、早速来週はシャークロッド公爵家のメイド選考!
ルナはお嬢様ならイケるでしょうって言ってくれたよ!
準備は万端!
いざ、メイド面接!
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