17アイリス様、噂を受けて
「酷いですわよね!」
「最低だよな・・・」
「なんてお可哀想・・・」
「あんな人、やめた方がいいですわ!」
「僕に乗り換えてくれても・・・」
ふっふっふー。
これで学園中がもはやアイリス様の味方だー!!
最後のはぶち殺すけど。
「レイナ、ど、どうなってるのー!?」
今は放課後の自由時間。
メイドから王太子のことを聞いた貴族令嬢や令息がアイリス様に同情しているところです!
いやー。
しかし、まいた種がここまで大きくなるとは。
王太子&ルミナスざまあすぎて草!
「アイリス嬢、!これは一体・・・?」
おおーーっと、ここでアイリス様の王子様出現!
するのはいいけど、余計なことはするなよ?
アイリス様も浮気してたーってことになったらやばいかんな?
「わ、私も分からないです!授業が終わって部屋の外に出たらずっとこんな感じで・・・」
「王太子殿下が浮気したんですよ!アイリス様がいるというのに!」
「酷いですよね!」
「サイテーですわ!」
「俺の方が、アイリス様を幸せにできるに、!」
うんうん。
そうだよねー。
それと最後の令息黙ろっか?
「アイリス様、安心してください。
これは、みんなアイリス様の味方という事ですよ」
アイリス様心配そうにしちゃってー!
そんな姿も可愛いけど、私はもっと幸せそうにして欲しいな!
「そうですよ!みんなアイリス様の味方です!」
「ありがとうございます、皆さま、!」
少し涙をためながら、アイリス様はそう言って笑った。
いや、可愛すぎるだろ!
「アイリス!君だろう?こんな噂を立てたのは!」
「酷いですぅー!取り巻きを使っていじめてくるなんてぇー!」
うわ、王太子とルミナス!
わざわざこっちまでケチつけに来たのか!?
この群衆の中、蔑まれながら!?
どんな鋼のハートしてんだよ。
「兄上!噂は本当ですか?」
第二王子がそう聞く。
まあこれは王太子も認めざるを得ないでしょ。
「いいや、違う!私とルミナスにそのようなことは一切ない!」
ええー!
まじかよ。
鋼どころじゃない、オリハルコンのハートだった!!
でも、あの時の音波は魔法で録音してあるんだよなー。
そして、そのことはもう既に第二王子に言った。
つまり!
詰みなんですよ、王太子殿下!!
はっはっはっはっはっはっは!!
「アイリス嬢のメイド殿、録音を流してくれないか?」
おー。
おっけーおっけー。
「了解致しました」
『もうこの気持ちを抑えられない!好きだ、ルミナス!!』
クズが。
ま、当然の結果だよね。
さようなら、王太子。
さようなら、ルミナス。
でもきっと、あなた達の逢瀬は続くだろうから、これからも晒させてもらうよ。
社会からさようなら、クズたち。
ざまあはした訳ですが、まだまだ終わりません!
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