それぞれの決着とリリアのこれから
アーサーは秀美を連れて戸を開けると
「ランスロット、それからリリア・ノルド・マギ」
と呼びかけ
「私はヘンリー王子…いや、竜原口秀美殿からフィマールを簒奪する」
その罪の分だけ必ずフィマールを良い国にしてみせる
と告げた。
秀美はランスロットの前に進み
「そう言うことだ」
というと、安堵の息を吐き出したランスロットの横っ面を思いっきり殴りつけた。
驚くランスロットとアーサーを前に
「これでチャラだ」
とニッと笑った。
「お前がやったことは傷害罪だ」
下手すりゃ殺人だ
「いや、殺人未遂だな」
…罪は罪だ、次やれば俺がてめーをしょっ引いて相応の罰を与えるからな…
「次はねぇぞ」
…。
…。
ランスロットは驚きながら
「…はい」
と答えた。
しかし、傷害罪とは?しょっ引くとは?である。
何処まで行っても秀美は刑事であった。
秀美はリリアを見ると
「それから、リリア」
アーサー王と話をして
「これから先のことを決めろ」
今ならできるだろ?
と微笑んだ。
リリアは笑むと
「はい、秀美」
と答えた。
アーサーは深く頭を下げ
「リリア・ノルド・マギ」
貴方に話しておかないといけないことがある
「それも踏まえて貴方の身の振り方を決めてもらいたい」
と告げた。
ランスロットは立ち上がりリリアを見た。
「わが師、俺も覚悟は出来ています」
リリアは2人を見ると
「わかりました」
と答えた。
それにアーサーとランスロットは頷いた。
リリアは秀美と優を見ると
「私は王とランスロットと話をしてからどうするか決めます」
と言い秀美の両手を掴み
「秀美と優は元の世界へ戻って待っていてください」
どんな結果を出そうと二人には必ず会いに行きます
と告げた。
秀美は微笑んで
「わかった」
待っている
と答えた。
リリアは優にも
「優も待っていてくださいね」
と告げた。
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




