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異世界魔女と名刑事  作者: 如月いさみ


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ランスロット再び

優も立ち上がって

「兄のお仕事お手伝い作戦その2開始!」

と二人で小学校へと向かった。


同じ時、東都ハイタワービルの一階ラウンジで秀美は山代太郎を待っていたのである。

そう、山代太郎は優が持っているUSBの主で優の親友の有栖川武人にそれを渡した人間であった。


秀美は冷えたコーヒーを前に時計を見ると

「遅いな」

と呟いた。


周囲には修吾ともう一人成瀬ねねが離れた場所で飲み物を前に待機していたのである。


秀美は立ち上がると修吾とねねを呼んだ。

「成瀬、お前はここでそれらしい人間が来たら声をかけて待っておいてくれ」

俺と修吾は山代太郎を探す

「万が一のことがある」


ねねは敬礼すると

「竜原口刑事、了解です」

と告げた。


修吾は

「じゃ、成瀬ちゃん宜しく」

と言い秀美と共にホテルを出た。


修吾は秀美を見ると

「さて、どうする?」

と聞いた。


秀美は手帳を見て

「一つのルートは会社からこちらへ向かった場合」

もう一つは自宅からこちらに向かった場合だ

と告げた。


修吾は手帳に山代太郎の住所を写し

「じゃあ、俺はここから家に向かって逆走する」

と告げた。


秀美はそれに

「じゃあ、俺は会社に向かう」

どういうルートを通るか想定しながらな

と歩き出した。


修吾は頷くと

「了解」

と背を向けて歩き出した。


優とリリアは小学校の前に立った。


優はリリアを見ると

「じゃあ、ここの大地の記憶を」

と告げた。


リリアは魔導宮を出すと

「エアインネルング」

と唱えた。


薄い人の姿が浮かび上がった。

武人の姿があり、山代太郎からUSBを受け取っていた。


太郎は駅に向かって足を進めていた。


優はリリアに

「もう少し待ってて」

と告げた。

武人から優がUSBを受け取り帰っていく姿もあった。

その少し後で車が走って行く姿があった。


優はそれを見ると

「…やっぱり追われているのかも」

と呟いた。


そして、リリアに

「じゃあ、駅にいこう」

と走った。


リリアは「イレイス」と消し去り足を進めた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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