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異世界魔女と名刑事  作者: 如月いさみ


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ランスロット再び

リリアは立ちどまり

「はい」

と振り返り

「かしこまりました」

と答えた。


優はほっとしつつ、二人でアパートの部屋へと戻った。


優は家に入ると鞄からUSBを取り出して

「あのね」

このUSBの15分前の記憶ってだせる?

「ほら、前に駅でしてくれたみたいなの」

と告げた。


リリアは「エアインネルングですね」と告げた。


優は頷いて

「それ」

と告げた。

「ちょうど武人が受け取った時だから本当の持ち主が分かると思うんだ」


リリアはUSBを受け取り

「かしこまりました」

と言い、魔導宮を出すと

「エアインネルング」

と唱えた。


すると書類を入れた袋を手にした男性が武人に手渡している姿が浮かび上がった。


優はそれを見て

「…知らない人だ」

と呟き

「でも、この封筒の下の部分」

と指差した。


リリアはそれを見て

「何か文字が書かれていますね」

と告げた。


優は頷いて

「中塚工務店って書いてる」

と言い

「宛名の場所じゃないし印刷されている感じだから…きっと会社の封筒に何か入れているんだ」

きっと中塚工務店の人なんだ

「駒沢にあるんだ」

と告げた。


リリアは優を見た。

今では何を思いついたのか分かるのである。


「調べるのですね」


優は頷いて

「うん」

学校の前から足取りを追えば行方が分かるよ

と告げた。


リリアは優を見ると

「しかし、何故でございますか?」

と聞いた。


優はにっこり笑うと

「んー、USBを見ず知らずの子供に渡して」

欲しがっている人が現れても渡すなって言って

「しかも会社の封筒だけを持って移動しているってことは」

会社がらみのデータがUSBに入っているかもしれないよ?

「つまり、兄の仕事の事件かも!」

とビシッと告げた。


リリアは目を見開くと

「秀美の!」

と言いキリッとすると

「まいりましょう!」

と立ち上がった。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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