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異世界魔女と名刑事  作者: 如月いさみ


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ノルド・マギの秘密

秀美は立ち上がると

「わかった、お前は危ないからITOMの中にいろ」

と答え、修吾に捜査一課に知らせるように電話を掛ける格好をした。


修吾は頷くと内線で一課に連絡を入れた。


そして、秀美は携帯を切ると報告書が遅れることを上司に言い、修吾と現場へと向かったのである。


一課にも連絡が入っており、ほぼ同時に出動したのである。


秀美と修吾は駒沢駅の駐車場に車を止めると優とリリアと合流した。

ケット・シーも付いて来ておりリリアはケット・シーを見ると

「おかえりなさい」

と告げた。


ケット・シーはケケケと笑い

『王様ノ面倒モ大変ダネェ』

と答えた。


秀美と修吾は心で

「「いやいや、足元で寝てただけだろ」」

と同時に突っ込んだ。


優は2人を見ると

「あのね、いま犬の精霊さんが追いかけてる」

ただね

「お金入った鞄持ってた人は左ききの人だった」

と言い

「それでね」

もう一人の人ね

「変なことしてた」

と告げた。


それに秀美は「は?」と目を見開いた。


優は左腕を下から斜め上へと上げた。

「こんな格好」


秀美は目を細めると

「よく見ていたな」

と言い

「修吾」

と顎を動かした。


修吾は頷くと

「了解」

と言い、鑑識と捜査一課の刑事の元へと走った。


優は秀美を見ると

「この格好なんなの?」

と聞いた。


秀美は笑むと

「車はその手の方に走って行っただろ」

と告げた。


優は頷いた。

「うん」


秀美は「それは手の示す方に走れっていう警備員が誘導する時に使う手信号だ」と答えた。


優は目を見開くと

「じゃあ、一人は警備員だったんだ」

と呟いた。


秀美はリリアを見ると

「それで、その犬の行方は?」

と聞いた。


リリアは「あ、はい」と水球を出すと

「ここに映ります」

と秀美に見せた。


秀美はそれを見て

「よし」

というと

「リリア、優を頼む」

というと戻ってきた修吾に水球を見せて駐車場へと向かった。


そこから車を発進させたのである。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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