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それぞれの覚悟
夏休みの大騒動。
夜空に舞う龍神。
闇を切り裂く稲妻。
そのニュースも二週間も過ぎれば他のニュースにとって代わっていた。
新学期が始まる9月初め。
優は学校へ登校し、秀美は警察庁へと出勤した。
竜原口家も結局のところ何時もと変わりのない日常へと戻っていたのである。
リリアはその中で一つの決意を固めていた。
「私は確かに定められた道をただ歩き」
与えられた環境の中でただただ何も考えずに生きてきた
「そして今も『何故』『どうして』と悩むだけで何もしていない」
…私は私がこの世界にきた理由を調べなければ…
何故ランスロットがあの言葉を吐いたのか。
何故ランスロットがこちらの世界に来ることが出来たのか。
「恐らくランスロットはまた秀美を襲いに来る」
その理由はきっと私にある
「私は秀美を守らなければ…その為にランスロットと本当に対峙することになったとしても」
晴れ渡った青い空と真夏よりは少し落ち着いた気温。
雲の様相も入道雲の代わりにいわし雲が広がり、ホンの僅かだが秋の気配が漂い始めていた。
異世界魔女と名刑事
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




