表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界魔女と名刑事  作者: 如月いさみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/72

特殊猫で向かいます!

それを丁度少し離れた場所で家に向かっていた秀美は見ると

「はっ!まさか!」

と慌ててかけて行き、クルクル回っている車とその向こうのリリアと優と一人の女性を見て

「マジ…か」

と思わず片膝をつきかけた。


リリアの魔法は見えるのである。

近くに住んでいた人々も突然の大きなつむじ風とそれに巻かれて回る車を見て家の中からドキドキしながら見ていたのである。


近くの家の子供は

「おかーさん、車が踊ってるー」

と指をさした。


母親は携帯を手に

「動画動画!」

と取り始めた。


秀美は慌てて

「リリア!やめい!」

と怒り、彼女と優の手を掴んだ。


優はそれに

「兄、この人を助けてあげて」

と告げた。

「この人、前に名倉って人からお金貰ってやってはいけないことしたんだけど」

今は後悔して止めたいって言ったら誘拐されそうになったんだ

「あの人たちに」

と、車で気絶をしている男たちを指差した。

「おばさん、ちゃんと話そう」

でないとこれからもずっと加担させられるよ?

「もっともっと悪いことにも」


岡田瑠璃は泣き崩れると

「本当にすみません!」

と告げた。

「本当にもうやりたくなくて」

後悔しているんです!


秀美は息を吐き出すと手帳を出して

「では、ゆっくり署で話を聞かせてもらえますね?」

と言い、彼女が頷くと携帯で電話を入れて気絶した男達を警察へと連行するように手配した。


リリアは困ったように

「あの…秀美」

と呼びかけた。


秀美は溜息を出して笑みを浮かべると

「優と家で待っていろ」

と言い、やってきたパトカーに岡田瑠璃と共に乗り込み警察庁へと向かった。


岡田瑠璃は全てを自供し、同じ立場の佐々江圭子も嫌がっていたと話をして救助を求めたのである。

佐々江圭子も男に付きまとわれていた時に駆けつけた警察に助けられ、正直に全てを話したのである。


名倉由美子は当初聞きに行った刑事に「チラシなど知りません」としらを切っていたが指紋が出てきたと告げると全て自供したのである。


レディースハッピーカンパニーは名倉由美子と5人の女性が同じチラシを使ってターゲットを決めてそれぞれ未公開株詐欺の収集役の女性にお金を集めさせて振り込ませていたのである。


総額2億ほどの詐欺を行っていたのである。

言い逃れが出来ない状態であった。


全てが明らかになり名倉由美子は詐欺として立件された。

岡田瑠璃と佐々江圭子は共犯とまではいかなかったが、それぞれ牧村瑞子が訴訟を起こせば誹謗中傷、侮辱罪になると厳重注意を受けたのである。


2人とも一度そう言うことに加担すると今度は加担したことを脅しの材料にされることを身をもって知り、二度としないと反省したのである。


西條葵菜は学校で屋上に優を呼び出すと全てが落ち着いたこと言い

「ありがとう、竜原口君」

お母さんがね

「またリリアさんと遊びに来てくださいって言ってた」

と笑顔で告げたのである。


優は笑顔で

「うん、またリリアと遊びに行く」

と言い

「あのね、この前はちゃんと言えなかったけどリリアは本当の魔法使いなんだ」

笑うかもしれないけど

「あれは魔法だったんだよ」

と付け加えた。


葵菜は綺麗な笑顔で

「そうなんだ」

手品じゃなかったのね

「竜原口君がいうから私信じる」

また魔法みせてね

と優の手を握りしめた。


優は少し頬を染めながら

「うん」

リリアの魔法は凄いんだよ

と笑顔で足を踏み出した。


少しずつ成長している優であった。


が、同じ時。

家では秀美が蒼褪めながら

「リリア!」

洗濯機を使え!

「外から丸見えだろ!魔法が!」

とリリアが空間に水の球体を出してその中で服を洗っているのを見て叫んでいた。


リリアは不思議そうに

「優は喜んでいましたのに」

と答え

「秀美は変わっておられるのですね」

と笑顔で告げた。


…。

…。


秀美は心の中で

「いやいやいや、変わっているのは俺じゃなくてリリア」

お前だ!

「日本には魔法使いはいない…はず!」

と突っ込んでいた。


しかし魔法があってもどこか長閑な日常であった。

この時、空には真夏の太陽が輝き夏休みはもう目の前であった。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ