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薬草園へ

 ボクたちは外を歩く。診療所付近でヒペカリーナさんと挨拶を交わす。

「こう寒い日が続くとねえ……お薬のもとになる薬草を採ってきてほしいの」

 ヒペカリーナさんは診察中で忙しいため、ボクたちにお願いしてきた。

「わかりました」

 リン姉はヒペカリーナさんのお願いを受け、彼女の所有する薬草園に向かう。

「アニーちゃんとエリーちゃんの助けにもなると思うよ」


 住宅街を離れ、薬草園に到着する。温室があり鍵を開け中に入る。


「あったかいですね」

「そうだね。少し温まってから薬草を摘もうか」

「リン姉さん、あの……薬草だって生きていますし、摘み取るのは」

 リン姉に返答したエリーの顔は少し曇っていた。ボクも同じ気持ちだ。

「気持ちはわかるよ。でも、薬草を必要としている人もいるよ」

「そうなんですよね…」

「なら、魔法でなんとかしてみようか」


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