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魔法陣の部屋
「誰かの部屋なのかな」
「だったら勝手に入っちゃ失礼よね」
「でも調べたら、帰り道の手がかりがありそうだよ」
エリーに質問して相談する。そしてボクは納得した。
(勝手に入っちゃ失礼だよね)
ほかの場所を探しに行こうとすると、ロッサとミルクが中に入っていく。
「あ、こら」
二人は部屋の中にある月に照らされた場所へ向かう。
「月明りの下で踊りたいのかな、妖精の輪が作られるんだよね」
「エリー、ロッサとミルクは精霊だよ」
精霊が感じ取れるのは精霊の魔法使いだけ。でも、精霊が長い年月を経て、力を
得ると、みんながその存在が確認できる。それが妖精といわれる人たちだ。
(ただ、精霊は気まぐれで好奇心旺盛だから、精霊のままを選ぶんだよね)
ウッサームもミルクはぐるぐると部屋の中央で踊っている。
「帰って来てー」
二人は踊り続ける。窓から強い光が差し込む。踊っている場所は魔法陣だった。




