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二人で開くものだから

「お風呂行くときに窓から花壇が見えたよね」

「うん。いろんな花が咲いていたね。春のお花がいっぱい」

「あれをヒントにしようよ」

 リズムはドワニムさんのにした。ただ長いのは難しいため、短くした。

 花はボクが選び、エリーが全体のテーマを考える。

 二人で文字をあてはめ、手をつないで魔法を唱えた。


――こうこうと 白いプリムラ 照らす月


「うーん…もっと良くできる気が」

「まあ、雰囲気伝われば良いよね」

 

 差し込んだ鍵がひとりでに動き出し、カチャリと音が鳴る。

 ドアノブを握り、開ける。

「回った」

 押すと、扉が動いた。ボクは杖を、エリーは弓をそれぞれ手に取る。

 ロッサとミルクはそれぞれの肩に乗っている。ボクは扉を押した。


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