前へ目次 次へ 79/290 扉を開けるために 鍵は入るし、カチャって音も出た。 何度やっても同じ結果になる。 「うーん」 二人で協力し、扉を調べる。 「鍵を差し込むと、文字が浮かんできたね」 文字にはこうある。 『いつもと異なる魔法を使い、扉を開けてくださいね』 「どうしよう、お姉ちゃん」 「扉を開けてみようよ」 エリーと一緒に考える。 「なにが良いかな」 「聞いたことある魔法だと、扉さんに怒られそうな気がするね」 エリーの言葉に書斎を思い出す。ついでにそのまま、記憶をさかのぼる。