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三階の扉

「えーと服はどこにあったかな」

「手伝いしましょうか」

「大丈夫だよ。代わりに、ほら」

 手洗いうがいをしてリン姉に尋ねたところ、ハート型の鍵を渡される。

「三階に行ってごらん」


 ボクたちは三階へ向かう。階段を上がった入り口に鍵のかかった扉がある。

 鍵を差し込み、『の』の書き順と逆に回す。

「あれ?」

 カチャっという音が鳴った。扉は施錠されたままだ。


 『の』の書き順に回す。

 カチャっという音が鳴った。これは施錠になる。

 『の』の書き順と逆に回す。

 カチャっという音が鳴った。これで開錠になる。


 なのに、施錠されたままだ。


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