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花びらをまとう刀


――斬りはらう。あたらな道を選ぶ子と、縁を勝手に結ぶ霊ども


 ドギー君が刀を抜く。刀身には白い花びらが集まっていた。

 濃い霧状のものが小瓶の中にシューっと集まっていく。

「キレが悪いな。まあ良しとするか」

 白い花が散り消えていく。ドギー君の手には柄と鍔元が残る。


 刀を鞘に納める。

 チャンっと音が立つ。

「あれ、音が違う」

 ドギー君はキンっと濃口を切り、チャッ、チャッと点検する。

 そしてまた刀を鞘に納めていく。

 キンっと音が響く。

「この音だよ」

 リン姉がボクとエリーに声をかける。

「アニーちゃん、エリーちゃん。ちゃんと説明するね。魔法使いのお仕事を」


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