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エスカレーター

「応援しているよ、アニーちゃん」

「ありがとうございます」

 リン姉が不思議な行動をする。そんなリン姉に不思議に思っていたことを聞く。

「ミャリャウ先生の笑い声って個性的でしたね」

「自分の名前の文字が、脈とか略とかに限られているからもっと使う工夫だって」

「ミュとかリュとかもそうですね」

 前にいたエリーがガタンと転びかける。

「ちょっと段差につまずいちゃった」

「エスカレーターを降りるときの注意事項だね」


「次はポーチとアクセサリーを選びに行くよ」

 服屋さんを出て隣のお店に向かう。ピュウっと風が吹く。

「まだ寒いですね」

「寒さ対策が必要ですね」

「まだまだ冬服の出番だね」

 急いで隣の雑貨屋さんに足を運ぶ。その時に服屋さんを振り返り、思う。

 (お昼までに服を作るって、どうやって作るんだろう)


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