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笑うかどに服きたる

 あたった相手はエリーだった。


 とある一角とある服、探す先にめぐりあう。見覚えのある女の子、

 名前を呼んで見とれあう。ついつい笑みがあふれ出す。


「それはエリーに譲るよ」

 なぜか気恥ずかしい気持ちになる。

 ボクはエリーに服を譲り、直感的に服を一通り選ぶ。そして更衣室に向かう。


「服が大きい…」

 だぼだぼなのはいつものことと思いつつ、いろいろポーズを変えてみる。

 リン姉が言ったことを思い出す。

 院長先生に、服を預けたことやベルトも似合いますよ、との言葉を思い浮かぶ。

 ボクはローブを着替えなおし、店員さんに声をかける。

「この服でボクに合うサイズを、お願いできますか」

 店員さんが服を受けとる。ボーイッシュな感じもあるし、これでいこうと思う。

(エリーも服見つけたみたいだね。リン姉はどうしているんだろう)

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