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行ってきます

 ボクたちは神社へ向かう。引っ越してきたことを神様に挨拶するために。

ヒユリさんももう少ししたら出かけられると聞いた。ロッサはボクの肩、ミルクは

エリーの肩、ランは腰にあるポーチの上にいる。

「行ってきます」

 ボクたちは家とヒユリさんに挨拶して出発する。


 冷たい風の吹く中、ボクたちは私服で神社に向かっている。

 今日はローブに似た上から被る服を着ている。ヒユリさんが用意してくれた。

「アニーちゃん、エリーちゃん、似合っているよ」

「ありがとうございます。リン姉も似合ってますよ」

 前を歩くリン姉が褒めてくれた。右側にいるエリーもみんな同じ服を着ている。

(ちょっとずつ真似て、覚えていこう)


「リン姉さん、昨日は助かりました。この町のこといろいろ教えてくださいね」

「私で良いなら教えるよ」

 リン姉はおととしウイステニアに来た、二つ年上のお姉さんだった。

 仲良くなれるかなと思っていると、誰かがタッタッタという音を聞く。

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