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増えるもの

 リン姉が使うのは言葉の魔法。となると言葉関連の本があると思う。もしそれが

書斎にあるのなら、ボクたちの勉強の助けになるはずと思い、足を運ぶ。

 

(初めて訪れる場所ってワクワクするよね)

 洗面台で顔を洗い中に入る。

「失礼します」

 ガチャっと扉を開ける。棚には本がびっしりと並び、机とソファーがあった。

 早速本を探す。ロッサとミルクは部屋の中を探検しだす。


「妖精って精霊が見える形になったものなんだね。この樹人ってのはなんだろう」

樹人(トレント)は元エルフで、頭が固い人や厚かましい人がなるんだって」

「そうなんだ。ありがとうエリー。あ、精霊のページがあったよ」

 横に並んで本を読む。ものに宿る精霊のことが書いてあった


「おしどり茶ってのがあるよ。どんな香りなのかな」

「つくられた理由とか背景を考えるのも楽しいね」

 精霊の本を調べ終え、ほかの本も読む。いろんな知識と会話が増えていく。


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