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朝の会話

 窓から差し込む朝の光に、ボクはもそもそと目を覚ます。

「おはよう、ロッサ」

 ロッサも起きる。寝ぼけ眼をこしこしとこする。

 ボクは朝起きてすぐに杖をケースから出して、魔法を唱える。


――今日も一日精霊さんとともに歩いていきますね


 院長先生が毎朝唱えている言葉を口に出す。院長先生が目標だから、真似できる

ところは真似たいと思う。

 杖をケースをしまい、着替え終えると、コンコンコンと扉がノックされる。

「おはよう、お姉ちゃん」

「おはよう、エリー」

 扉を開ける。エリーは早起きが得意で、いつも呼びに来てくれる。

「ミルクもおはよう」

 肩に乗っているミルクにも挨拶する。エリーはリビングに向かおうとする。

「いつもみたいにみんなが起きてくるまでお話ししようよ」

「うん。でもせっかくだから、書斎に行こう。精霊さんの本があると思うよ」


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