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年上の妹

 ヒユリさんは最後で良いと言われ、リン姉が最初に向かう。

「院長先生はお元気でいらっしゃいますか?」

「はい。今日のお昼に子供達と一緒に見送ってくださいました」

「そうですか、私も以前お世話になりましたから、ご息災でなによりです」

 少し時間が経つと、リン姉がお風呂から上がる。

「入ってすぐに洗濯機と鏡台があるよ。次が脱衣所でその奥が浴室ね」

「わかりました。先にエリー行きなよ。ボクはもう少しゆっくりするから」

「ありがとう、お姉ちゃん。ミルク、行こう」

 エリーとミルクは階段に向かう。


「そうですか、登録所は閉まっていましたか」

「はい。でも、いろいろありましたが、なんとか着けてホッとしています。

 エリーのおかげだと思います。年上の妹に助けられました」

 待ち時間での会話に、ヒユリさんとリン姉に素直な気持ちを伝える。


 しばらくしてミルクが呼びに来た。ボクはリッサを連れ、準備する。

(早くエリーと交代しよう)

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