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もう一つのお買い物
「豆が甘いのは珍しいものですから」
「カレーにジャガイモがあったり、ポトフにソーセージがあったときは驚いたよ。
そうだ、入学祝はなにが良いかな。モンドールチーズで良いかな」
ドギー君は次までに買ってくると約束してくれ、ボクはお礼を伝える。
「ありがとう、ドギー君。エリーも喜ぶよ」
「どういたしまして。じゃあ三人分買ってくるよ」
リン姉やヒユリさんにもお礼として分けようかなと思いをはせる。
「…私もお豆腐やお味噌を作れますか」
内緒の話が終わると、ハープちゃんがドギー君に聞く。
「うん。意外に簡単だよ。ただ、お味噌は寒い時期の方が良いと思うよ」
(ボクの誕生日あたりに、ドギー君はお味噌作っていたなあ)
冬の寒い時期を思い出す。そして、大切なことも。
「ではこれで」
「またね。月曜から学園だね」
「…はい。また」
土日を挟んで月曜から学校が始まる。




