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魔法使いともやもやと  作者: 雪陽炎(旧名:ぷらすとぷらす)
花とアニーとマジョレット
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選択肢の恩恵

「…人魚もほかの種族と同じようになったんです」

 ハープちゃんは満面の笑顔で答える。

「…好きっていう思いを誰かに伝えられるのって良いことですね」

 そう話しているハープちゃんの肩にリスがいた。

「…この子はプラタリス。私のお守り石からできた子です」

「こんにちは、プラタリス」

「うさ」

 ロッサが挨拶する。


「おやアニー殿、ハープ殿」

「メルベクさん、ドギー君も」

 商店街の入り口に差し掛かると、メルベクさんとドギー君がいた。

「クローバトをカラスにしたって思っていたよ」

 クローはいつもと同じく鷹か鷲に見える。

「今のままでも良いかって思えてね。これはこれで個性だし」

 リン姉のランも灰色のままだったことを思い出す。

「…メルベクさんもお守りの石は貰えたんですね」


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