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ひざまくら

「ぐう」

「あれ、お姉ちゃん。お姉ちゃん」

 私はお姉ちゃんを抱きしめる。すやすやと寝息を立てていた。

(夜更かししていたのかな)

 昨日会ったハッカリス姉さんと、通信用の魔法石でいろいろ会話できた。夢中に

なりすぎて、ベッドに入ったのは夜遅くだった。

(夢で見たことを話そうと思ったのに)

 お姉ちゃんもお姉ちゃんで夜更かししていたのだろうか。


「みゅい」

 気が付くとミュイッターがいて、額の石を煌めかせた。

 アニーちゃんが浮き、リビングまで運ぶ。

 膝枕をして、お姉ちゃんがぐっすり眠れるように魔法を唱える。


――夜更かしをしたお姉ちゃん、ぐっすり眠って目覚めてね


 魔法を唱え終えると、私もなぜかうとうとし始める。


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