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法則の修理

「そのときに直せばよかったのに」

「世界が魔法を受け入れてから、気が付いたそうだ」

 管理人さんが一口飲む。ボクも一口いただく。

「だからこそ精霊を長生きにして、この場所の管理をお願いしたと言うわけだ」

「じゃあどうして寿命の差ができているの」

「そう願った者がいるからね」

 管理人さんは眼鏡をくいっとあげて話す。


「願った?」

「こちら側では法則の修理も行っている。なにか問題が出たとき対応するために。

その問題をどういうものか、教えてくれるのがそちら側だ」

 管理人さんは改めでボクを見る。


「作った人間と同じ想いで魔法を使えば、ここに来られるように作ってあった」

「あった、ですか」

「最初はそうだった。ここに来た連中が、あれこれ条件を増やしていったよ」

 管理人さんは少し遠い目をして教えてくれた。


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