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魔の時間帯
「待ちたまえそこの少女」
空から聞いたことのある人の声がして、人が下りてきた。
「こんばんは、ユウガガオさん。お久しぶりです」
「こんばんは、アニーさん」
ユウガガオさんと会う時間と言うことは、かなり遅い時間だと思う。
「どうしたんだい、こんな時間に」
「買い物に行ったエリーを探しに来たんです」
「なるほど。心配になったわけか。だったら吾輩たちが探してこよう」
ユウガガオさんがまた飛ぼうとするところを、ボクはマントを必死につかむ。
「待って。大丈夫です。ボクが行きますから」
「この時間の外出は危険なのだ。逢魔が時と言って、もやもやが発生しやすい
時間帯になるのだ。エリーさんの捜索は吾輩たちに任せてほしい」
ユウガガオさんの言葉を受けて、ボクは家に帰る。
「ロッサ、エリーが帰ってきたら教えてね」
玄関にロッサを待機させ、練習部屋へ向かった。




