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雨のあとに
雷の音が遠ざかり、雨がやんだのを確認して、エリーとミルクは出かけた。
「書斎にって来ても良いかな」
「ボクは大丈夫です。リン姉はリン姉のやりたいことをしてください」
「わかった。書斎にいるからなにかあったら呼んでね」
リン姉はランをつれ、二階に上がっていく。
ロッサとリビングで外を見ていると、空が晴れていき、虹が見えた。
「きれいだね」
「うさ」
ロッサと二人で虹を眺めていた。
「遅いなあ」
ラナンキュラスの花が閉じ始めた。エリーはまだ外出したままだ。
「大丈夫かな」
ボクは家の外に出て、エリーの姿を探す。
「まだ商店街なのかな」
夕暮れの薄暗い時間、しっかりと帽子をかぶってボクは町に向かう。




