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二人の精霊

 タタッとブロウサッムがボクの、ミルクがエリーの肩に上り、頬を寄せる。

 ブロウサッムもミルクも体の大きさはリスと同じ大きさだ。

「おめでとう。アニーちゃん、エリーちゃん」

「ええ。これで魔法使いに一歩近づけましたね」

 ヒユリさんとリン姉から、ねぎらいの言葉をいただいた。ヒユリさんの袖口から

蛇に似た動物がニョロっと現れる、ボクに気付くとシュッと隠れる。


「呼び方や数え方は自由です。心の赴くままにお決めください」

「精霊として感じ取れたし、精霊でいいと思うよ」

 エリーの言葉に賛成した。数え方も人と同じにしようと決まる。


「よろしくね、ブロウサッム。ロッサって呼ぶね」

 ロッサはコクリと首を振る。

「そのうち声が聴けるよ。どんな鳴き方かは二人のイメージだからね」

「そろそろ戻りましょうか。魔法の練習はここで行うと良いですよ」

 ボクは部屋から出ようと一歩踏み出し、ローブの裾に足を引っかけ転びかける。


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