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卒業生

「久しぶり、リンちゃん。元気だった」

「はい。ハッカリスさんも元気そうで」

 リン姉が挨拶する。ボクも挨拶しようとしたらエリーが驚いた声を上げる。

「ハッカリス姉さん!」


「久しぶりだね、エリーちゃん。大きくなったね」

「ハッカリス姉さんこそ、きれいになりましたね」

 喜ぶエリーを制し、ハッカリスさんはボクと向き合う。

「えーと、はじめまして。アニーって読んでください」

「はじめまして。ハッカリスです。去年学園を卒業した魔法使いです」


 ウイステニア学園は六年間通うことになっている。

(すごいきれいな人だなあ)

 心で成長する種族だから、ハッカリスさんはすごく大人びて見えた。


「なにをお手伝いすれば良いでしょうか」

「職場体験も兼ねてね、働いているカフェのお手伝いしてほしいの」


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