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小旅行

「ちょっと出かけることになってね。誘いに来たんだ」

「行きます」

 エリーと同時に返事をする。


「ありがとう、アニーちゃんエリーちゃん。この家で一緒に暮らしていた人から、

手伝ってほしいことがあるって連絡があってね」

 リン姉に案内され、歩いていくと三階に着く。

 扉にクラブの形をした鍵を入れる。


――扉よ扉 魔法の扉 家と家をつなげてね


 リン姉は魔法を唱え、扉を開ける。

「ここから先はその人が住んでいる家になるよ」

「お邪魔します」

 僕たちは扉をまたぎ、家を渡る。

(ホテルかな)

 廊下を歩いていると、耳が長く先端が尖った女性がいた。


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