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今の自分にできること
ハープちゃんの質問に、リン姉はいつもの口調で答えた。
「もやもやは危険だよ」
ボクはハープちゃんに声をかける。
「気持ちはわかるよ。ボクだって一緒に行きたいもの」
院長先生の言葉が頭をよぎる。
「今の自分にできること、それを探すことがボクたちのやることって思うよ」
「アニー殿はなにかやりたいことがあるのですかな」
「メルベクさんたちを支援します」
ボクは魔法を唱える。
――朝日を浴びた水滴よ もやもやがいる桜の木 その発生源を光らせて
ポウッっと桜の幹が光る。ボクは魔法を維持して光らせ続ける。
「ありがとうございます。アニー殿」
メルベクさんがお礼を合図に、ネコさんが前に出る。その隣にはドギー君がいて、
リン姉とメルベクさんが続き、最後尾にランが歩く。




