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枝の監獄

「ひょっとして」

 ボクたちは急いで木の枝をどかす。木の枝はしっとりと濡れている。

 木の枝の下にはネコさんがいた。

「にゃーお」


 ネコさんを救い出す。どかした木の枝は別の場所にまとめる。

「木の枝で檻でも作ったのかな」

 ボクにとっては木の枝でも、ネコさんにとっては巨大なものになる。

(これももやもやの仕業なのかな)

 周囲を見渡すとマグノリアの木の枝があちこち折れていた。


「にゃーお」

 ネコさんは動けるようになると、山頂に向かっていく。

「追いかけますぞ」

 ネコさんを先頭に進むと、桜の大木が見えてくる。

「あそこにもやもやがいるんだね」

 階段を上ろうとすると、ゾクッと来た。



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