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空の上で
空を飛び、学園の山に向かう。
「町だけが霧に包まれていますね」
空の上は視界が開けていて遠くまで見渡せる。
「あれ、誰かいますよ」
ふらふらと箒で飛んでいる人影を見つける。
「ハープちゃん」
横に座って飛んでいるハープちゃんに近づき、挨拶を交わす。
「…昨日家に戻って、今朝ウイステニアにかえってきました」
「霞に包まれていたから、なにかわかるかなって空を飛んだのかな」
「…はい。クロスペテア先生も眠っていますし、皆さんにあえて安心しました」
安心した声でハープちゃんは話す。太陽と同じくまぶしい笑顔を見せた。
「霞は妖精のネコさんが魔法で作ったものだよ。学園の裏山にいるらしいんだ。
一緒に行こうよ」
「…はい。私で良いのなら」
ハープちゃんは、ぐらぐらしながら答える。




